血統の森+はてな

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HTML5メモ(7) b要素の覚え書き

1ヶ月の間はなんだったのか…。

b 要素は、文体的に追加の重要性を伝えることがない通常の散文からのオフセットとなるテキストの範囲を表します。例えば、ドキュメントの概要にあるキーワードや、レビュー記事の中の製品名や、その他、一般的に印刷表現が太字体となるテキストの範囲です。

ウェブ制作者は、なぜこの要素が使われているのかが分かるよう、b 要素に class 属性を使うことが推奨されます。こうすることで、後日、特定の用途のスタイルを変更することになっても、ウェブ制作者はそれぞれの用途ごとに注釈しなくても済むのです。

b 要素は、それ以上ふさわしい要素がない場合の最後の手段として使うべきです。特に、ヘッダーは h1 〜 h6 を使うべきですし、強調は em 要素を使うべきですし、重要性は strong 要素を使って表示されるべきです。そして、マークしたい、またはハイライトしたいテキストは、mark 要素を使うべきです。

注意: b 要素の書式を整えるためにスタイルシートを使うことができます。他の要素が再スタイルされているのと同じようにです。ゆえに、b 要素のコンテンツが必ずしも太字体になるわけではありません。

http://www.html5.jp/tag/elements/b.html

b 要素は文章において重要性を与えるわけではないものの、スタイル上表現が異なった部分を表すようになりました。たとえば概要におけるキーワードや、レビューにおける製品名など、タイポグラフィの慣習上よく太字にされるものが当てはまります。

http://standards.mitsue.co.jp/resources/w3c/TR/html5-diff/


単に重要でないが、太字等でスタイルを変更したい時に、最終手段としてb要素を用いるのが妥当、といったところか。