血統の森+はてな

旧はてなダイアリーの自動インポートによるアーカイブです。

トラセンサイドの中の人の立場から

トラセンの流れを個人として振り返ってみるテスト。内ゲバなんぞ見たってしょうがないとも思いますが。
イグJRA賞のトラセンの組織としての対応はというと、後手後手に回ってしまった感があるかなと。もともと組織なんていうほど強固なものではないですが。で、私がひろく〜ん。。。にイグJRA賞の話を振ったのは、

  • キルトクールのバナーをトラセンに張っていて、ある程度の信頼関係があると踏んだ
  • キルトクールに関係する人たちがある程度参加することを見込んだ

という2つの理由からです。結果として、前者はひろく〜ん。。。はどう思っているのか知らないものの、トラセン全体からひろく〜ん。。。への信頼というものはほぼ崩壊、後者に関してはまずまず、というところでしょうか。
歯車が狂い始めたのがグイグJRA賞広場が作られてからしばらくたってからのこと。どうも、ひろく〜ん。。。のやっていることと、トラセン、Southendさんあたりが思い浮かべていることに食い違いを見せている。このとき、ひろく〜ん。。。にものすごいやる気が見られたので、少なくとも私は好きにやってもらおうと思い、こちらから一切連絡を取りませんでした(これがまた悪いほうに転がっていったのですが)。また、イグJRA賞が何なのかというのがトラセンでもわからなかった(手探りの状態)だったのが、より混乱に拍車をかけました。
この認識の違い、あるいは認識そのものを解消しようと、ひろく〜ん。。。とSouthendさんをトラセンMLに招待し、イグJRA賞とはなんなのか、というところからスタートしました。結果として、イグJRA賞の認識の決定的な違いがひろく〜ん。。。とそれ以外に分かれ、認識の差が埋まることはありませんでした。また、トラセン側のイグJRA賞のイメージがイグイグJRA賞に受け入れられることもありませんでした。
ここで、トラセンにとってのイグイグJRA賞広場の位置づけが曖昧なものになってきます。つまり、トラセンの1コンテンツとしてのイグイグJRA賞広場というイメージが先にあり、少なくとも私はそういう認識であったと。やる気があり、方針が大体同じなら彼に任せておけばよかったわけですが(虫のいい話という批判は甘んじて受けます)、食い違いを見せる以上、そういう扱いをするわけにもいかなくなってしまいました。
イグイグJRA賞広場はどういった位置づけになるのか、ひろく〜ん。。。はどう思っているのか。その話を行う前にひろく〜ん。。。がMLを離脱。話し合いがまだ終わっていない段階だと少なくとも私は認識していたのに、ひろく〜ん。。。がこのタイミングでMLを離脱してしまったことは、トラセン側に禍根を残すこととなります。確かに、自分の意見に同調してくれる人がいない、言ってみれば敵だらけの場所にとどまる理由は無いわけですが、それでもこちらの話を最後まで聞いてほしい、というのはありましたね。ここで歯車は完全に狂って、もう一度イグJRA賞全体というものを見直さざるを得なくなりました。

最終的に、トラナビで発表されたイグイグJRA賞はイグJRA賞のスピンオフという位置づけになったのは、大体こういう経緯です。


イグイグJRA賞の位置づけに関する最終的な結論が出るまでの間に、イグイグJRA賞広場のあとがきの件で、arikuiさんとのやりとりがあり、そうでなくとも遅れていたトラセンとしての"まとめ"がさらに遅れることとなります。イグイグJRA賞のまとめが終わってから、こちらでまとめるのが適当と判断したとの言うのもありますが。
私がトラセンの携わっているということもあり、一応仲裁に入りましたが(止めようとした人はほかにもいましたが)、不思議なことに、トラセンの中の人という立場が今回の出来事で足かせになっている、という印象を今になって抱いています。

だいたい、例の企画と何にも関係無いって意味が分かりませんね。
イグイグの後書きに対してのことなのに、全く関係無いってなんだろ?

とひろく〜ん。。。は書いていますが。arikuiさんは確かにトラセンの中の人、という顔は持っています。けれども、トラセンの立場で一連の発言をしたわけではありません。このことは、私も同様です。そういう意味で、ひろく〜ん。。。は今回の件に関して、何かものを言うにあたっての立場を混同・混用しているのかなと。(まあ、かく言う私もあいまいに振舞っているのかもしれませんが。)arikuiさんの私的な考え方が、イグイグJRA賞広場*1という企画の考え方に対して直接影響を及ぼすことはない、あくまで、イグイグJRA賞広場のあとがきに関するarikuiさんの当時の個人的な意見や感想である、ということをarikuiさんがわざわざ断って書いているだけなのです。そこには、トラセンとかキルトクールといったものは当然関係しません。(フレームの元にしたくないのですが、ここだけは抑えておく必要がありますので触れておきます。)
個人の意見や感情だけで即トラセンという組織が動くことは無いと思います。もちろん、トラセンの中の人たちにおける各個人の意見や感情が、トラセン全体の意思決定に影響を及ぼすことは間違いないでしょうが。


でまあ、そういうやり取りもあったり、またトラセンの中の人たちが忙しいという事情もあって、まとめページを出すのが4月にはいってからとなってしまいました。感想としては、つじつま合わせをしようとしたのが結構裏目に出てるのかなあとも。トラックバックをしてもらった人たちに申し訳がつかない事態が続いているわけですけれども。
遅々として決着がつかないわけですが、トラセンポッドキャストゴールデンウィークに予定されており、グッドエントリー賞はそれ以降に発表される予定です。生温かく見守っていただければと思います。

*1:arikuiさんのほうに目的語は無いけど、とりあえずこう補完。意図的にぼかしてるのかもしれませんけど。