だからと言って、どうすることも出来ないのも事実なわけで。
http://d.hatena.ne.jp/SeaBird/20061017(嵐猫)
何故、石に見えるのか (DREAM SCHEME)
トラセン運営側として耳の痛い話ではありますが、独自ドメイン取得当初から予想系の記事多すぎという認識はありました。確かに石ころのようにも見えますが、運営側にはどうすることも出来ない問題ではあるんですねえ。
ただまあ、Marlさんの出してくれた統計と言うのも多少のマジックがあるんじゃないかな、と。トラセンに飛んでくるトラックバックはいわゆる「お知らせトラックバック」なので、単なる結果だけの羅列だとか、コピペだけでもトラバすれば数のカウントをするので、書き手側の労力を考慮していないという問題はあるかと。
果たして予想記事を書いてトラックバックを送っている方々はどの程度他人に読んでもらうということを意識しているのでしょうか
私も昔同じようなことを問いかけては見ましたが、これと言った収穫は得られなかったかな…要するに、価値観の違いがあまりにも大きすぎて(ファンでなく、博打をしない人間にとって、博打の心理そのものが読めない程度の価値観の差かもしれない)、お話にならないんだよな。もしかしたら、今の競馬社会そのものを反映しているのかもしれません。
馬券でわが国の競馬が成り立っているのは事実です。スポーツ新聞の競馬欄を広げれば追い切り情報やら調教時計が結構あって、記者や競馬ライターやらの買い目がずらずらと並んでおります。ブックやGallopなどの出走想定表は、近5走の成績が並んでおりまして、ぎっしりとデータが書き込まれております。またトラックマンなどのコメントやら、騎手・調教師のコメントなど、予想に関する記事が所狭しと並んでいるわけです。中でもダンゴといういわゆる”◎○▲”などの印は必ず存在するわけでありまして、競馬専門紙に至りましては、予想紙と言い切っていいほどの馬券を当てるための膨大な予想情報が、これでもか、これでもかというほどにあるわけです。
この膨大な馬券のための情報が、年間3兆円にも及ぶJRAの売り上げの一端を支えており、世界にも類を見ない大掛かりな金を馬券につぎ込ませるシステムがそこに完成してる、と。
そんな中、JRAの馬券の売上額は周知の通り年々減っているわけであります。これまで売り上げに支えられていた圧倒的な資金力が、徐々にそがれているわけでありまして、曲がり角に来ているのではないかなと。
と、ここで何か書いたところで、何が変わるわけでもないというのもまた事実なのですが。