血統の森+はてな

旧はてなダイアリーの自動インポートによるアーカイブです。

競馬とネットでのアンテナと

エントリーあるいははてブコメントを睨みつつ。なぜか話が広がってますが、どうにも話が拡散してるな…というのが率直な感想です。私の書いたエントリがだらだらとしたエントリーだったので、と言うのもあるでしょうが。

競馬を扱うネット上に存在する全部のブログを見ている、ということはないですけれども、トラセンを見る限りはアチャーとは思いますね。とにかく石ころだらけ、というMarlさんあたりの指摘は当たっているわけで、一応管理に携わってる人間としては痛い話なわけです。ただ、あくまでもそれはネットにある程度精通している人たちの論理であるとも思います。

トラセンにトラックバックを送るある程度のサイトは、ネットにそれほど詳しくない人がいる(とあえて言い切っておく)とみて間違いないでしょう。ネットに詳しいか否かというよりも、ネットから自分にとって有意義な情報を引っ張ってくる力があるかどうか、もうちょっと言えばネットで生きていく力があるか―例えば、タブブラウザだとかRSSリーダー、アンテナやソーシャルブックマークなどと言った、情報を収集するのに有用なツールを自分のスタイルを確立した上でソフトウェアないしサービスをどこまで使いこなせるかという問題、あるいは一般的な問題としてgoogle等での検索スキル、wikipedia、あるいははてなダイアリーキーワードなどでの情報収集、はたまた競馬特有なデータとしてUm@SQLやJSEなどで、血統や戦績、調教師や騎手など諸所の情報を必要なときに引っ張り出せるのか、もっと情報のチャンネルは挙げればいくらでも思いつきますが、まあそのあたりはどんなもんでしょうかねえ、というひとつの疑問。あくまで私の想像なんですが、それくらい当たり前ですよね?という感覚はあるにはあるかも。

ここにネットに対する感覚の差異が生まれてくると思います。どのくらいネットに力を注いでいるのか、と言い換えることも可能かもしれません。必要な情報を入力して、どれだけ頭の中で整理して、面白いものを書けるか。別に競馬サイトに限ったことじゃないですが、そのあたりの感覚をどこまで磨けるか、って事じゃないですか。

読み手に言わせるとエントリーが面白くないという、書き手側の情報の出力についての問題以前に、ネタが仕入れてない、あるいは仕入先が少ないという入力の問題がまずあるのではないかと。まあ興味の対象が違うならば、おのずとアンテナの向きも違ってくるわけですが。

その意味でid:toroneiさんあたりの情報アンテナの感度を競馬ブロガーは少しは見習いなはれ、と大昔に言った気もしますが、誰にも真意は伝わってなかったのかも。