XHTMLはXMLである

ということをみんな認識しているのだろうか。

最後の授業で「HTMLよりXMLのほうがわかりやすいでしょ？」と聞かれても「嫌、俺はHTMLの方がいいです！」ときっぱり言ってやったね（ぉぃ

打ち消されてしまったところの話をするのもなんですが、文法という意味で言うならSGMLのトリッキーな部分の残っているHTMLより、かっちりと再定義されているXMLファミリーの方がわかりやすいと言えばわかりやすいでしょう。
HTMLはわかりやすいというよりも、文法的に怪しいHTMLを書いたとしても、ブラウザが無理やり解釈しようとしてくれるという面で、好都合と言うことでしょう。（例外連発でプログラム書きは苦労するんだろうな）
その点XMLはパーサに通せばXMLがwell-formedであるかチェックしてくれますし、スキーマを用意すればスキーマの表現できる範囲内で文法に違反していないかどうかチェックしてくれるはずです。その反面、XML自体は自分で文法を作らないといけないわけでもありますが、それこそが拡張性そのものであるわけです。
どのマークアップ言語にせよ、与えられたテキストに対して意味づけをするという根幹に違いはないはずです。だからこそXHTMLでも文法通りに書くことと意味あるマークアップをすることで、XMLとして再利用できるような形にするのが望ましいのではないでしょうか。