競馬とオオカミ？
まったく競馬に関係ない話でもしましょうか。
>「Ｇ１と名のつくレースを７勝もしたのに種牡馬になれないダート路線って何なの？」
と、「ファンが」感じたのではないかと考えたのです。そして、内容の妥当性、論理性を抜きにして、そう感じさせた背景を探ろうとしました。
>こうして並べてみると、全然違いますよね。混同する方が不思議です。
Southendさんは”疑念”が疑問の根拠になり得ないことを指摘しておられます。
しかし、これは内容の妥当性、論理性を問うことに他ならないのではないでしょうか？
分かりやすいよう、話を置き換えてみます。ある学者が未開民族を調査しています。その民族は「我々の祖先はオオカミだ」と考えています。学者は、なぜ彼らがそう思うのか、文化的、環境的、系譜的、色々あると思いますが、調査して背景を探るのだと思います。決して、オオカミが人間の祖先になり得るのか、ＤＮＡ検査をして事実の妥当性を問うことはしないでしょう。
Southendさんは「オオカミと人間の祖先に関係性がないのは明白」ゆえに、調査対象がスタート地点にならないのだとおっしゃっているようにお見受けします。
http://d.hatena.ne.jp/Southend/20091113/p1#c1258256891
それは調査の目的設定によればあり得ることですが、私はもうちょっと広い範囲で考えてみたらどうかと思っているのです。
ＤＮＡと馬とゲームの規則 - 傍観罪で終身刑より、コメント抜粋。リンク先にコメントを書くのを憚られるので、ここにメモ。
馬鹿正直に「我々の祖先はオオカミだ」という未開民族のお話に付き合ってみましょうか。まず、私たちと同じ人間かどうか、というところが疑われます。イヌミミと尻尾が*1 *2付いているかもしれません。もしかしたら亞人間かもしれませんね。萌えます。当然、そのような外見を持った人間が、私たちと同じ人間がどうか疑わしい。しかるにDNA検査なりをして、系統樹の上に未開民族を位置づけようと試みるでしょう。
…ところで、オオカミと言えばコヨーテということで、コヨーテ ラグタイムショーとか不意に思い出したのですけど、大塚明夫と広橋涼がしゃべくりまくってた記憶しかない。思い返せば。ufotableの作品であり、ニニンがシノブ伝、フタコイ オルタナティブ、がくえんゆーとぴあ まなびストレート!と何かとufotable作品って記憶に残るというか何というか。でも、空の境界は見てないのよねえ。
亞人間という設定なら、むしろうたわれるものの世界観がしっくり来るだろうか？まあ、つくられたものという設定は、ある意味で競馬にそうのかもしれませんが。
なぜ狼と香辛料ではないのだ、許さない、絶対に。という人がいるかどうかは分かりませんが、ライトノベル上がりのアニメが多すぎてどうにも。
えっ、全然競馬と関係がない？元コメントがそうなのだからちかたないね！
追記：このオオカミの比喩はレヴィ=ストロース『悲しき熱帯』が元ネタではないかということだそうです （ソースb:id:bomd007:20091117）。実はこのエントリーには遠い筋の競馬ネタとオケラセラの中の人のネタが詰め込まれているんだよ！といっても誰もわからないでしょう。つまるところ、そういうことです。
