血統の森+はてな

旧はてなダイアリーの自動インポートによるアーカイブです。

JCDメモその4.1

id:momdo:20081213:p2
コメント欄で対偶をもってして大まじめに議論してくれた人が、

それは優先出走権論者を批判することにならへん!(注:筆者の脳内変換)

と指摘していた件について。まあ、「JCDメモ その4」ではあまり優先出走権のことは深く考えてなかったんですが。

どちらかと言えばキクノが本当に強いのならば、OP特別程度のレースにはとっとと勝っていただき、賞金を上積みしていただいた上で指定交流重賞戦線なり、G1に出走すればいいのではないか、というのはあり。ここで優先出走権というキャリアをすっ飛ばしてのG1出走をさせるというシステムは、キャリアを積んで賞金を積んできた馬たちを必要以上に蔑ろにするものではないのか、と。

また、優先出走権を1着のみに限定しておくという優先出走権擁護派?の但し書きが一部でついているけれども、じゃあ賞金を十分積んだ馬が優勝したら、結局賞金を詰みきれなかった馬にとって何のメリットにもならないけどそこのところはどうなの?という話になる。十分重賞を勝った馬に対する締め出し策として、武蔵野Sを重賞勝ったら斤量増しの別定戦にでもしますか?
JCDに対して優先出走権が認められるならば、当然フェブラリーSに対しても設定されてしかるべきだろう。こうして、ダートG1に対して優先出走権が設定されたとする。…どうして古馬芝G1には設定されないの?

結局、賞金を積めば済む話、に変わりはないのではないかなと。

これに対して、現在のダート路線が十分に賞金を稼ぐ機会が与えられていない、という話もあるけれど、地方との交流重賞について詳しく知らないし、何が問題なのかよくわかっていない。あと、もともとはJCやJCDについてメモをするコーナーだと思っているので、一連のメモで話をすることもないと思ってる。