馬インフルエンザ 感染源はどこだろうか?
とりあえず、現在マスコミ等で報じられているインフルエンザに感染している報告のまとめ。
馬インフルエンザは全国で猛威を振るった。美浦で3頭、栗東で17頭の感染馬が明らかになった16日に、JRAは「レースの開催に甚大な支障はない」と判断し開催する方針を決めたが、完全な見込み違い。17日朝までに3場で出走予定だった969頭のうち、163頭を検査した時点で、29頭(うち発熱馬は1頭)が陽性反応を示した。
内訳は函館競馬場で32頭中9頭、美浦で110頭中19頭、栗東では21頭中1頭。札幌競馬場は検査キットが届き準備が整い次第の検査となった模様。17日は他に、メイショウサムソンとメイショウレッドの感染も明らかになっており、現状で分かっている感染馬は51頭だ。
メイショウサムソンも感染していた!凱旋門賞断念の可能性(サンスポ 08-18)
同馬は出国検疫のため15日に美浦トレーニングセンター(茨城県)の検疫厩舎に入ったが、16日に検査を行った結果、帯同馬のメイショウレッド(牝3)とともに陽性反応を示した。
馬インフルエンザの感染問題で、北海道で計30頭の競走馬が感染していたことが18日、分かった。獣医師から家畜伝染病予防法に基づき道農政部に入った連絡によると、内訳は札幌競馬場で11頭、函館競馬場で19頭。日本中央競馬会(JRA)が発表している感染頭数に含まれるか、新たに判明したかは不明という。
馬インフルエンザ 旭川競馬場で1頭に陽性反応(ラジオたんぱ 08-17)
JRA美浦トレセンから、茨城県美浦地区の牧場を経由し、8月16日に旭川競馬場に転厩してきた競走馬1頭に、水様性鼻汁の症状が認められた。
18日の大井競馬が開催中止 馬インフル感染防止で(サンスポ速報 08-18)
追記馬インフル感染が疑われた大井所属馬は「陰性」と判明(ラジオたんぱ 08-18)
追記
8月19日(日)、20日(月)の金沢競馬は、金沢競馬在籍馬に馬インフルエンザの簡易検査を行ったところ、競走馬3頭から陽性反応が検出されたため、防疫強化の観点から「開催中止」となった。
生産地へ帰ってきている馬にも陽性馬がいるようだ。
- 美浦トレセン 110頭中19頭
- 栗東トレセン 21頭中1頭
- 函館競馬場 32頭中9頭 さらに19頭上乗せ?
- 札幌競馬場 11頭
- 旭川競馬場 1頭(美浦経由)
大井競馬場 1頭- 金沢競馬場 3頭
- 馬産地 陽性馬あり?
という具合で、結構広がってますよねえ…正直なところ。トレセン内で発生したというより、トレセンの外で誰かがウイルスを持ってきたとも考えられるか?
いずれにせよ、インフルエンザにかかってる馬がどれだけいるかわからないと、手の施しようがないし今後の見通しも立てられないだろうねえ。もうちょっと時間が経たないとわからないといったところか。