違和感を覚えざるを得ない一文
id:milkyhorseさんにインスパイアされた記事への反応は次の機会にでも。
で、今日の話のタネはこれ。
競馬はギャンブルである以上にスポーツであり、 馬券とは素晴らしい勝負を見せてくれた馬や騎手への観戦料のようなものである
何かがおかしいと私は感じるのですが、そう感じる原因を探っていきたいと思います。
ギャンブルである以上にスポーツ
ギャンブルである以上にスポーツ…ギャンブルの上にスポーツがあるのです。
素晴らしい勝負を見せてくれた馬や騎手への観戦料
普通、馬券というものは勝負が行われる前に購入するものでありますが、どうやら観戦料のようなものである馬券は勝負を楽しんだ後に払うもののようです。
―とは〜のようなものである
―とは、と定義を持ち出すとみせかけて、〜のようなものと直喩を持ってくるあたりは、漫才の掛け合いを連想させます。
Aであり、Bである。
普通AとBは等価なはずですが、競馬はスポーツであり、馬券とは観戦料のようなものである。となります。あえてリズムを崩しているあたり、きっと何かを狙っているに違いありません。
といったあたりに原因があるのかもしれません。日本語って難しいですね、いや本当に(笑)。