血統の森+はてな

旧はてなダイアリーの自動インポートによるアーカイブです。

挑戦状というより、むしろ。

あやふやなまま最初のエントリーを書き始めたわけですが、面白い方向から反応が返ってきました。

血統の森,Forgotten Factoryに論争を仕掛けてみる競馬の予備校ブログ(・皿・)y━
またもや異種格闘技戦ですかさいなら、馬券オヤジども。

まずは、仕切りなおし。

まずは、さいなら、馬券オヤジども。さんから。

こういう意見をですね、誰が書いたものなのか、じゃあ書いた方はどんなモノを書いているのか、そういう事に興味が持てないのです。

(中略)というか、この手の批判をする方達というのは、競馬サイトというジャンルの構造が、よく理解できていないのではないかしら?と、失礼ながら感じてしまうのです。

若狭さんが指摘されているように、私が競馬サイトというジャンルの構造がよく理解できてないのでしょう。私自身、自分のサイトがどういう場所に立っているのか、実はあやふやです。
批判をするなら、まず自分と同じジャンルの『キリ』のほうの方たちを批判したらどうなのかなあ、と。こんな事を書かれていますが、最初のエントリーはトラセンに対する実験的エントリーであった。ということをとりあえず書いておきましょうか。まあトラセンの運営に携わってる人間が、トラックバックを送ってもらっているサイトに対して何か言うというのも変といえば変なのですが、とりあえず結果だけいうと、反応を得るという意味では失敗したかな。

予想系サイトを批判したいというよりも、トラセンにトラックバックを送っているサイトの一部を批判したい。というのが本音なのかもしれません。

誰が書いたものなのか、じゃあ書いた方はどんなモノを書いているのか、そういう事に興味が持てないのです。と若狭さんが言われているように、私もまた似たような心境です。土日には多くの予想トラックバックがトラセンに送られてきますが、私もまたそれらのエントリーに興味がありません(必要なサイトを選別できていないあたりは、トラセンを使いこなせていないとも取れますが)。

自分のサイトと予想系サイトが同じ競馬という括りができるにもかかわらず、一線を画した別世界を展開している、ということを認識できたのは大きな収穫だったといえますか。

受けて立ってみようか。

競馬の予備校ブログ(・皿・)y━さんに仕掛けられた論争に反論してみるテスト。
まず、校長さんのように己のスキルを持って予想を展開するものとはちがい、私がただぼけーっと競馬を見てるだけだったりします。いうならば、野球やサッカー、マラソンやF1の中継を見る感覚と同じような感覚で見ています。
ですから、そこには馬券というものが存在しなくてもいいんですね。予想もしたらしたで楽しいでしょうが、別にせずとも楽しめます。するとしても、たとえば野球なんかのペナントレース、勝つのはどの球団?と、その年のペナントレースが始まる前に、ああでもないこうでもないと言っているのに似ているかもしれません。こういう思考回路に至るのは、自分が今馬券を買っていないからに他ならないわけですが。

予想という意味では、本当にきちんと予想をしている校長さんをはじめとする人たちとは明らかに力の入れ具合が違うわけで、自ずと私の世界観のほうが生暖かく見えてくるのはもはや仕方がない、といったところでしょうか。

ただ、特にこれといった根拠もなしに予想印しか打てないようなブログはいらないとは思いますがね。有用なサイト―予想系でも、テキスト系でもいいのですが―を探す際に、結構な量のノイズとして入ってきている感はあります。私の言っている事があたかも予想サイトがいらない、というような論法のように聞こえるのは、新しいサイトを探そうとすると必ずといっていいほど、どうでも良いような予想系ブログにつきあたる事が多いから、というあたりに原因がありそうです。あと、よく分からない業者サイトもありますか。

さて、

やはり私は予想を通して物を語った方が伝わりやすいし、たとえやすいし、何よりそれが競馬の「本流」であると考えます。日本競馬は予想ならびに馬券購入制度、ようするに博打で無ければ成立しないシステムであり発展はありえなかったからです。

これは校長さんが言われてる通りだと思います。馬券購入制度、もしくは勝馬投票券といわれる刑法の例外規定なしには、我が国の競馬が成立し得ないのは昔も今も変わっていません。また、予想というのは競馬を知る物同士、どんなに予想が下手であっても盛り上がれる話題であります。が、予想をすぐに馬券と結びつけるのはどうですかね、というのはどこかにあります。それと予想系ブログでも、校長さんのようにこうやってきちんとした文章書ける人がどれほどいますかね?という疑問もありますね。上で書いたノイズとの絡みもありますか。

最後に一つ。競馬に評論家はいりません。と校長さんは言われましたが。前出のとおり、我が国の競馬は馬券の売り上げで成り立っているわけですが、そんな競馬も岐路に立たされています。周知のとおり馬券の売り上げは右肩下がりです。近年、地方競馬は中津、益子、三条、足利、宇都宮、高崎、上山と結構な数の競馬場が幕を閉じました。次は道営、岩手、南関、東海、兵庫のどこかでしょうか?たとえ中央がすぐに潰れなくとも、あるいは中央がなくなる事がないと信じていたとしても、地方は確実に弱っていっています。地方が潰れるたびにじわりじわりと、中央にも影響を及ぼしていってると。やがて中央すら破綻し、競馬はこの国からなくなってしまうかもしれません。

例えばこういうことを言う評論家は必要はないですか?私は本物の評論家ではないので、明確な根拠なしに地方が潰れればその分中央にもしわ寄せがくるという説を唱えてますが。

お後がよろしいようで。

#mondoじゃないよ、momdoだよ。