血統の森+はてな

旧はてなダイアリーの自動インポートによるアーカイブです。

そうだ、仕様書の翻訳を読もう。

これはHTML5 Advent Calendar 2013参加エントリーです。

HTML5仕様書読んでますか。まだ今年一度も見ていない、1行も読んでいないという人、Advent Calendarをわざわざ巡るような意識の高い人ではさすがにいないと思いますが、どうでしょうか。
英語がいやだという人は、web制作者向けの箇所が日本語になっている日本語訳がありますよ?ちょっと古いですけど。

HTML5タグリファレンス - HTML5.JPが部分訳としては有名でしょうが、上記ページの方はより広い範囲(ブラウザ向けの記述を除く全部)を訳しております。以上訳者による宣伝でした。


…だけではさすがにエントリーとしてはアレなのでもう日本語訳仕様について少し何か書きましょうか。
筆者はいまだに理解していないのですが、世間的にはHTML5というバズワードはCSS3も含むようで。例によって例のごとく、CSS仕様も日本語訳が全モジュールとは言わないまでも、それなりにそろっています。まあ筆者のサイトなんですけど。

また宣伝か。


…そうそう、JavaScriptなんかもHTML5に含むそうで、何かとJavaScriptとセットになりがちなDOMもありますか。これらはWHATWGのLiving Standardに追随(!?)している訳があります。

この2つはウェブ関連仕様 日本語訳にあるものですが、こちらのサイトはjs方面に限らずさまざまな日本語訳を公開されているので、一読されるとよいでしょう。しかし上述サイトの管理人さんはどうやって日本語訳を量産してるんですかね…。あと、SVGの訳も公開されているので、あわせてどうぞ。

ちなみに私はJavaScriptではなくてECMAScriptを読みたいんだ、という方は部分訳ですがこちら。

なお、今が旬らしいES6の訳は私は知りませんが、こないだ本屋でECMA-262 Edition 5.1を読む[AA]とか見かけました。あるんですねえこういうの。ぱらぱらとめくっただけで、どういう解説が書いてあるのかまでは読みませんでしたが。


最後に、RFC日本語版リストなんてのもあります。こちらのリストここ1年以上更新されていないようですが、過去の先達の資産が大量にあります。RFC方面だとHypertext Transfer Protocol version 2.0 (draft-ietf-httpbis-http2-08) 日本語訳とかが最も熱いんでしょうか。


とまあこんなところでしょうか、本当はThe Web platform: Browser technologiesあたりと比較して、この日本語訳があるよとかやればよかったんでしょうが、あいにくそこまでの元気はなかったり。


このエントリーで挙げられた日本語訳を全部知ってるよ!って人、俺は英語原文を読むから何の役にも立たない!って人、こんな駄文を読ませてホントごめんなさい。