これからTeXを使う人たちへ
そろそろTeXの季節か。
LaTeXのこととかまとめておく - Seeking for my unique color.
なんかホッテントリになってるんで、昔はてダに書いたことを焼き直してみる*1。
TeX環境のインストール
筆者はWindowsでプチプチやってました。
ほぼ何も考えずにTeX統合環境をインストールするなら、
http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~abenori/mycreate/
から、TeXインストーラ3を落として、pluginをぶち込んでおく(WinshellをGUIフロントエンドにするため)。
あとは、淡々と次へを押すのみ。インストーラに任せれば、文章印刷時にお世話になるWinshellのpdflatexの設定すら、不要のはず(あんまり覚えてない)。ダウンロードは適当なringミラーを選ぶと幸せになれる。なんのこっちゃわからない人は、後に書いた「役に立たないかもしれないリンク」から詳しい説明をたどること。
あと、Winshellはテキストエディタとしてアレなので、Emeditor
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/writing/se047993.html
を併用した。
Microsoft PowerPointをインストールしているという前提で考えるなら、数式エディタで生成した数式をコピペでTeX形式に変換できるTeXaideなんかがオススメ。
http://wwwlb.aub.edu.lb/~acc/Resources/Computing/TeXaide.htm
もちろん、数式エディタのようにTeXaideで数式を生成して、TeXファイルに貼り付けることも可能。
TeXで文章を作成するときに悩ましいのが画像だろう。jpegやpngをそのまま扱うのはかなり面倒な上に、なんじゃこりゃという結果に往々にしてなるので、epsに何らかの方法で変換する必要がある。
先人のweb文章を参考にしつついろいろ試行錯誤して得た結論が、Powerpointでwmfで保存した上で、epsにコンバートするWMF2EPSを使うというもの。
http://www.wmf2eps.de.vu/
こうすれば、あらかじめPowerPointで図を加工できる上、wmfがベクター画像なので劣化させることなくそのままepsに変換できる。変態さんはGIMPとかIllustrator使うんだろうけど、そんなに高度な事は頻繁にしないだろうし、というかPowerpointのオートシェイブで描く程度の図なら、Powerpointで済ませた方が何かと楽。
なお、Vistaだとプリンタドライバが言うことを聞かないので、
http://www.iplab.cs.tsukuba.ac.jp/~zono/tips/wmf2eps_on_vista.html
このあたりを参考にして解決のこと。
Linuxのgnuplotで作成した図をtgifにかましてごにょごにょして、とかやったな。Cygwinは好きではないのでVMwareぶち込んで仮想OS上でごにょごにょ…Linuxで全部やれよ!という話もありますが、、。
役に立たないかもしれないリンク
お前のインストールの説明ではわからん、図を入れて説明しれという人は
あたりを参考に。
TeXでアレをどうやるの?というのは先人がブクマしたページを見ればよいかと。
gnuplotでアレをどうやるの?というのはこのへん。
おまけ〜はてダでTeXをごにょごにょする
微分係数は平均変化率の極限として定義される。
この数式は、TeX記法を用いている。
[][tex:f'(c)=\underset{h\to0}{\lim}\frac{f(c+h)-f(c)}{h}][]
と書けば、はてダに数式を記述することができる。
最後に
IMEで句読点をカンマとコロンに切り替えるのを忘れずに。