血統の森+はてな

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認識の問題か

それなんて織田さん?(挨拶)
世界の文章論みんなの予想を超えて@はてな
私も海外競馬はよくわかりません。殿下にはてブでマジレスされましたが、かのサイトの中の人もこっそりそういう認識なんですか。

たまたまただ海外競馬に詳しいからというだけで、日本もそうしたらいいじゃんと言えばいいと思っている石川ワタルは嫌いです。

と、id:shindouさんが言うところの石川ワタル(そんな人いましたねえ)的感覚を、海外競馬に通じている大多数の個人サイトが持ってるとは私は思わないのですがね(そうだとしたら、それはそれで面白いのですが)。

なにより日本の競馬は様々な問題を抱えつつも客観的に見れば順調に馬券を売っていて経営的に超優秀な競馬を運営できているわけだから、いつまでもそんなに卑屈になることはないと思う。

確かに年間3兆円という世界に類を見ないらしい売り上げ規模を誇ってますが、毎年のように売り上げが右肩下がりな法人格が超優秀な運営とは到底言えないかと。もっとも、右肩下がりなのが内的な要因からくるものなのか、外的な要因からくるものなのかは定かではありません。あと正確な統計とか見てませんが、結構前からJRAの売り上げは世界では突出してたんじゃないでしょうか。とすると、海外と比較するにあたり売り上げと卑屈になることというのは直接の関係がないと思います。

国際化も選択肢のひとつなら、地方競馬の問題や競馬に巣食う闇の問題の解決や改善だって選択肢のひとつです。日本の競馬の未来ために本当に意味があることは何かを考えてやってもらえれば何も文句はありません。

JRAは自分が生き残ることしか考えてませんし、地方は生き残るのに必死です。言って見れば後ろ向きの状況で、"日本の競馬の未来ために本当に意味があることは何かを考える"余裕なんてないというのが本音じゃないでしょうか。そこには、中央と地方という区分や構造上の限界があって、そういうものを打破する一つの手段として海外競馬の仕組みをそのまま持ってきてしまう、というのも考え方としてはアリといえばアリでしょう。ただ、id:shindouさんが言うように、海外競馬には海外競馬の良さがあって、日本競馬には日本競馬の良いところ、言い換えればお国柄というか向き不向きみたいなものがあるのも確かでしょう。