血統の森+はてな

旧はてなダイアリーの自動インポートによるアーカイブです。

夢は終わるのか始まるのか

凱旋門賞のハプニングがなければ、競馬シミュレーションゲームみたいな戦績で現役を引退したであろうディープインパクトですが、特に深い感慨はないですね。有馬記念もあっさり勝った事ですし、予定調和だったかなと。サイレンススズカ天皇賞(秋)みたいな結末を多くのファンは望んでなかったですし、ほとんどの人が想像していたとおりの結末だったわけで。

先の三冠馬であるナリタブライアンの現役時代を知らない私ですが、ブライアンよりかは世間を巻き込んだのかなと。ただ、オグリほどじゃない気もします。これもまたリアルタイムでは知りませんが。

有馬記念の日でしたか、フジテレビ系列で武豊が生出演してる番組で、「ディープ姫」なんて言葉をはじめて知りましたけど、馬に萌える腐女子と言うことでFAでよかですか。あの騒ぎ方は、ミーハーと言うより腐女子思考回路に近いものを感じたんで。

ディープに夢を見続ける腐女子か…その夢はいつまで続きますかね。どんなに走った馬でも、種牡馬という第二の馬生はなんら保証はされていないわけですから。もっとも、人の見ている夢をあれこれちょっかいを出すことはできませんけど。

さて、ディープインパクトは引退し、いつもどおりの競馬が戻ってきます。そのとき、ディープより前の競馬を知っているファンと競馬界が、ディープのいない競馬の面白さを如何に伝えるかが、中央競馬発展の一つの鍵になってくるでしょうか。

ここから夢を見るのも、ここで夢から覚めるのも人それぞれってところですか。