「つよきす」アニメとツンデレと。
「つよきす」から見る自分勝手な原作ファンに対しての憤り(青ひげノート、かーずSPより)
なんとなくリンク先のエントリー見て、まったく空気を読まずツッコミを入れてみるテスト。ちなみに原作未プレイ、アニメに関してははてなブックマーク風に言えば[これはひどい]状態という評判だけは耳に挟んでいる状態でyoutubeで見た格好。
開始5分ほどで見るのを諦めました。これ、本来あるべき姿はツンデレアニメだよね…?女同士で真っ向からいがみ合うとか、ツンデレってこういうのだっけ。
「萌え」が千差万別のように、「ツンデレ」もまた個々の主観に大きく依存するので線引きが難しいわけですが、
ツンデレとは、主に恋愛アドベンチャーゲーム(アダルトゲーム、ギャルゲー)などにおける恋愛形態の1つを指すインターネットスラング。 「恋人関係でない時はツンツンとしているが、恋人同士になると急にしおらしくなってデレデレといちゃつく」という状態・光景を指す。
という意味においては、女同士で真っ向からいがみ合うシーンがあまりにもかけ離れているわけで。もっというなら”ツンデレ喫茶”みたいなシチュエーション*1が来る前に無駄に盛り上げても意味ないでしょうよと。
しかしながら、ファンっていうのはそこで全否定するのではなく何らかの可能性を模索するもの、と考える人が誰一人存在していなかった、これこそが悲嘆に暮れるべき出来事だと僕は思います。
とid:terasuyさんは述べられてますが、ツンデレが大方の予想通り必要以上に曲げられてしまった作品*2に、前向きな可能性を求めろ、というのはやや無理があるのではないでしょうか。ネガティブと捉えてしまったものを覆すのは難しいわけで、出来るとすればつよきすの名前のついたまったく別なアニメとするか、VIPPER風に言うなら「なにこのアニメwwwっうぇっうぇっうぇwww」とかもの凄いマゾな捉え方をするか…どちらにせよ、ある種の逃避ですか。
ところで、原作という意味では、コミック、ライトノベル、コンシューマーゲーム、美少女ゲーム(いわゆる、エロゲ/ギャルゲ)、アニメそのものが原作、といろいろとあるわけですが、つよきすなんかのギャルゲは、声が変わるって言うのは大きなターニングポイントですねえ。言い換えるならば、原作は声が付いています。
また、ギャルゲは画がすでにあるわけで、ギャルゲが原作である以上、ある程度は参考にするでのしょう。こういう条件の下でギャルゲがアニメになるわけですから、原作プレイ済みの人間が原作と比較するな、という方が無理ってものだと思います。ましてや、嫌なら見なければいい…って、見ないと自分で評価のしようがないわけですし。必ずしも原作プレイ済みの視聴者が、前評判を知っているわけではないわけで。そういうことを知らずに、原作の感覚を持ったままアニメを見たなら、愚痴をこぼすこと必定でしょうねぇ、、。
さて、id:terasuyさん自身のつよきすアニメへの評価ってどういうものなのでしょうか。
素直緒がなごみと蟹のスキンシップにいきなり突っかかってちょっかい出す→女同士でいがみ合う→エリカ颯爽と登場し通り過ぎる→祈&土永さん突如登場→チャイムが鳴って遅刻だめといって走り出す
もう何がなんだかさっぱりですが…そうか、顔見せシーンか。きっと後になってわかるに違いない。素直緒の無駄にテンション高い自己紹介シーンを見て、よくわかんないけどなんかこんなのツンデレじゃないとか思ったんでもういいや…といったところですか私は。ツンデレと切り離しても私としては見ていられないアニメだったわけで、原作ファンが叩きたくなるのもわかりますがね…。
*1:ツンデレ喫茶を作ろうと思う - FrontPageの元スレが元ネタかな
*2:ワンシーンだけで決め付けるのもそれこそ”傲慢”以外の何者でもないでしょうが