XML問題あれこれ(2)
DOMが出てくるのはまだ早い
とありますが、DOMで見ると要素がオブジェクトで属性がプロパティという風なので、オブジェクトにはならないようなものは属性にしてしまった方がいいように思います。「名前」要素は欧字属性を持つので要素方がいい、という感じで要素と属性の区別をしてます。
マークアップの設計段階でDOMが出てくるのはお門違いじゃないのか、というささやかな反論。もっともプログラミングなんか出来ない駄目っ子なので、ポカーンとしているのがその真相らしいですが。 だからと言って私のが絶対いいんだ、なんていう気はさらさらないですが、議論の叩き台としてはまずまずだったかなと。
- DOMは、オブジェクトをXMLやHTMLに固着させる方法ではない。オブジェクトがXMLでどのように表現してよいかを規定する代わりに、DOMは、どのようにしてXML文書やHTML文書がオブジェクトとして表現されるかを規定するのであり、それでそれらの文書がオブジェクト指向プログラムの中で使えるのである。
- DOMは、データ構造のセットではなく、インターフェイスを規定するオブジェクトモデルである。この文書には親子関係を示す図が含まれているけれども、これらはプログラミングインターフェイスによって定義される論理的関係であって、特定の内部的データ構造の表現ではない。
- DOMは、XMLやHTMLの「真の内的意味論」を定義するものではない。それらの言語の意味論は、これらの言語についてのW3C勧告により定義されている。DOMは、これらの意味論を尊重するように設計されたプログラミングモデルである。DOMは、XML文書やHTML文書の書き方についての分肢をもたない。これらの言語で書くことができるどのような文書も、DOMで表現できるのである。