なぜW3C日本語訳は参照・引用されないのか(をちょっとだけ考えた)
背景として使用される CSS グラデーションはどの範囲に描画されるか | Unformed BuildingがたまたまTLに回ってきて、諸事情により仕様書引用箇所がリンク先の中の人による訳になっていたので個人サイトレベルで参照・引用されない理由をちょっとだけと考えてみた。
1.そもそも日本語訳があるのかどうかがわからない
W3C公式にはJapanese Translations of W3C Documentsという、W3Cがw3c-translators@w3.org Mail Archivesあたりで一応認知してるデータベースがあるけど、仕様書は勧告のものしか受け付けてない(かくいう私もめんどっちいので報告してない)。
また、報告されていないものもあるのでぐぐった方が早いという説も。
まあ、CSSについてはCSS3の日本語訳集でまとめてたりしてますけど。
2.日本語訳がアテにならない
これはまあ、正規の仕様はW3Cにある原文だけであって、日本語訳は参考にしか過ぎないので致し方ない、としか言いようがない。
ただまあ、誤訳等が紛れ込んでいるにしても、英語がすらすら読めるような人以外にとってはある程度の理解の助けになるはずなので、参照してくれると翻訳を公開している人間として(少なくとも私)は冥利に尽きるのかなと。
…というかレビューしてくれる人とかいないんで、何かおかしな箇所を見つけてもらうと非常にありがたかったりするわけですが。
あと何かありますかねぇ…(2つしか思いつかないorz)。