血統の森+はてな

旧はてなダイアリーの自動インポートによるアーカイブです。

追記してみるテスト

かなり出遅れてますが。
最近理解したことや考えたこと黒船雷電

  • 地方競馬の業績が悪化しているのは、経営の根幹を政治家や役人が握ることになる「地方競馬というシステム」そのものの問題である。
  • よって、現状の「地方競馬というシステム」で競馬を続けるのは限界が見えており、将来的にも「そこで馬が走っている幸せ」を守ろうとするのならば、それに代わる新しいシステムを打ち立てなければならない。
  • が、新しいシステムを打ち立てるられるまでの間は、暫定的に「地方競馬というシステム」ででも競馬を存続してもらう必要がある(一度競馬が無くなってしまったところに再度競馬を起こすのは難しい)。
  • というわけで、私は今後、「新システムを模索すること」と「とりあえず地方競馬を廃止させずにはおける道を探すこと」を平行してやっていこうかと思っています。

この前提がおおむね正しいと仮定して、勝手に追記。煮るなり焼くなりご自由にお使いください。

地方競馬に関しては、地方競馬全国協会(NAR)を解散、それに替わる形で地方自治体の共同出資による地方共同法人を新設させることが、政府の改革案の方針としてほぼ決まった。NARがこれまで担ってきた馬主や競走馬の登録、調教師や騎手の免許交付だけでなく、新法人では各競馬場の運営にも直接関われるようになり、全国規模で騎手や競走馬の移動が容易になることから、レース内容の向上が見込める。また新法人からの集中投資によって、施設整備や宣伝活動も大規模に実施可能になる。

  • それでも、中央と地方という二重構造が存在することには違いない。これは「わが国の競馬」という括りにおいてプラスに働くかどうかは疑問である。
  • 農林水産省の競馬に対する認識が、お寒い限りというしかない。(http://www.maff.go.jp/lin/08-keiba.html参照。他の畜産事業に比べて著しく資料が少ないと思われる。)
  • 肝心の地方競馬ファンが、地方競馬の危機的状況というものを正確に認識できていない、と思われる。